2018年10月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31      

最近のトラックバック

無料ブログはココログ

« 猛吹雪「ホワイトアウト」② | トップページ | 言葉と心 »

猛吹雪「ホワイトアウト③

正直…今日はここから動けないかもな~と半ば諦めかけていた。

ローソンの店員さんは、若い男女の方だったが…
状況を察してくれて、とても暖かい対応をしてくれた。

店内では若いお客さんと店員さんに混じり、雑談をして楽しんだ。

お客さん「今日は留萌までパチンコ行くのに~ジョンバー(スコップ)持って歩いてかなとダメだな~」

などと冗談も飛び交う。

私が車に戻ると…となりの営業車のお兄さんが痺れをきらしたのか~ローソン駐車場からでていった。

さて…からあげくんと週刊ポストを片手に持久戦の構えをとる。
もう…こうなってしまっては神頼みしかないね。

その願いが通じたのか…しばらくすると、空が明るくなって視界が開けてきた!

今しかない!!

先ほどのルートは通行止め。
ならば…裏道とは言えないけれど…
増毛の港をぐるっと回る別ルートを行ってみることにした。

せっかくここまで来たので、港市場で買い物。

空はかなり明るくなっている。

今のうちに!

しかし…短時間に降り積もった雪で道路はかなり状態が悪い。

ところが、こんなときに限って遅い車が前を塞ぐ。

路肩に降り積もった雪によって…普段2車線の道路が、車一台通るのがやっとの道幅になっている。

いくら悪路とはいっても…時速20キロはないだろう!!

増毛の港から幹線道路に合流するには…かなり急な上り坂をあがらなければいけない。

ここで…また車列にぶつかってしまった。

事故か?

話を聞いてみると…どうやらそうではない様子。

短時間に一気に積もった雪にハンドルをとられて、FFの車がスリップしたようだ。
それをかわそうとしたトラックが雪であずってしまい…両車が道を塞いでいた。

そこから見た空に私はゾッとした。

空の明るい部分はほんの一部で…
海の上空には暗い…黒い?
いや…「重い」という表現が合いそうな「闇」が広がり…全てを飲み込もうとしていた。

ここは一致団結とばかりに皆が協力して、あずった車を動かし他の車を誘導して道路を空ける。

何とか1台が通れるスペースができたので…4WDの車は一気に坂を駆け上ることにした。

幸い、事故があったのは合流点から増毛の街側。
港から登るルートは事故に巻き込まれずに通過することができた。

これで…次の嵐が来る前に道道に入れれば!
願いは叶い、無事道道へ入ることができた。

しかし…
道道は裏道のため通行量が少なく、短時間の大積雪の為に…酷いコンディションになっていた。

海沿いのセイコーマートから、山間に3~4キロはいるゴミ処理場までは良い。
そこまでは…ゴミ収集車が走っているから…

そこから先が悲惨だった。

降り積もった雪のため…
フロントで跳ね上げられた雪が視界を奪う。

半分ホワイトアウトに近い状態。

しかも雪が深い為に…ちょっとハンドルを切りすぎると…とたんにバランスを失ってしまう。

ワンミスで路肩にドッカンだね。

こんな…携帯の電波も届かないような、車の往来もすくない山の中で事故なんて…
想像するだけでゾッとした。

息苦しさと…続く緊張感に、休憩したい気もするが…車を止める場所もない。
果てしなく続く白い世界に…半狂乱になりながら、ひたすらハンドルを強く握り締めていた。

ようやく…くの字を描く大きなカーブを越えて、山の裏側に入る。

そこには全く!?というほど雪の姿はなかった。

トンネルを越えると…そこは雪国じゃないけれど
山一つ越えただけで、こんなにも天候は違うものなのかと…とても不思議な想いだった。

肩はガチガチの首はバキバキに固まり
とても…大変な思いをしたけれど…

自分が事故にあわず、こうして無事に帰ってこれたことに感謝だね。

遭えて進んで体験はしたくないけれど…とても勉強になる良い体験でした。

« 猛吹雪「ホワイトアウト」② | トップページ | 言葉と心 »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 猛吹雪「ホワイトアウト③:

« 猛吹雪「ホワイトアウト」② | トップページ | 言葉と心 »